Archive for 1月 17th, 2012

オリンパス不正経理事件について

オリンパス元社長のマイケル・ウッドフォード氏の告発により明らかになった不正経理事件。
昨年末に世間を騒がせたこの一件は、まだまだ終息の目途が立たない状況だ。
社長復帰を目指し来日していた氏は8日、失意のうちに成田空港から母国イギリスの帰路についた。
現経営陣との委任状争奪戦にたとえ勝利したとしても、メーンバンクや国内の主要株主からの協力が取り付けられない現段階では、社長職の復帰は厳しいと判断したという。
もっとも、置き土産もしっかり残した。
社長解任は不当だとしてオリンパスに損害賠償を求める訴状を、すでにロンドンの雇用審判所に提出してあるというのだ。
現経営陣がどう対応するのか、注目だ。
オリンパスの不正はバブル崩壊直後から約20年にわたるもの。巨額の損失をひそかに抱えておきながら、長い間投資家らの目を欺き続けていた。
隠蔽に加担したとされる一部の幹部が社内で優遇されるなど、人事もひどい有様だった。
告発があってようやく第三者委員会が設けられ、日本の捜査機関も動き始めた。本来、株主や顧客に還元されるべき利益の行方は不透明なまま。
財政の立て直しも急務として挙げられる。損失隠しを過去の決算に反映させた結果、平成23年9月期に自己資本に相当する純資産が459億円まで激減。
自己資本比率は危機的水準の4.5%にまで低下しており、現経営陣は1千億円規模の増資を検討しているとのこと。
隠蔽工作も愚かしいが、この1千億円規模の増資を検討中である、という一文に私は何か引っかかった。
企業としての信頼が失墜している今、その予算はどこから調達するつもりなのだろうか。
消費者だけでなく、そこで働く末端の社員たちも置き去りにした上層部の姿勢は糾弾されて当然である。

昔夫がオリンパスの株を買おうとしていたことがあった。私の夫は株や為替、FXなど色々手を出している。
最近ではFXのスキャルピングという物に熱中しているらしい。
私は全く興味がないので詳しいことは分からないが、少ない小遣いを資産運用?しているのだから今のところそっとしている。
家族と一緒にできる趣味も持ってほしいものだが。

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